Amber11 GPUベンチマーク


分子動力学ソフトウェアであるAMBERで行えるシミュレーションのうち、 陽溶媒および陰溶媒シミュレーションはCUDA化によりGPUを利用したシミュレーションを可能にしています。 今回の検証では、AMBER付属のベンチマークデータをCPU(最大8core並列)で実行した場合と、GPU(TeslaC2050)で実行した場合を比較しました。
ベンチマークデータはAmber付属の、JAC、Myoglobinの2種類を使用し、 JACは2種類のシミュレーション方法を利用して、合計3種類を測定しています。
結果、CPU8coreでのシミュレーションに比べて、GPUでのシミュレーションでは
4~30倍も高速化されました。
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ハードウェア
OS:CentOS5.4 64bit
CPU:IntelR XeonR CPU X5550 @ 2.67GHz
GPU:Tesla C2050
ソフトウェア
AMBER 11
CUDA 4.0
OpenMPI 1.4.1

測定結果
ns/day(ナノ秒/日)1日にどれほどのシミュレーションを行えるかの値。本ベンチマークでは、1stepは2フェムト秒。
JAC(nve) 23558原子
 ns/day
1core1.32
2core2.35
4core4.58
8core8.18
C205034.83
graph1.png
JAC(npt) 23558原子
 ns/day
1core1.12
2core2.08
4core3.98
8core7.02
C205028.82
graph2.png
Myoglobin 2492原子
 ns/day
1core×
2core0.56
4core1.16
8core2.28
C205063.39
graph3.png
JAC(23558原子)VMDによる可視化結果
data2b.png
jac_400.gif
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